***JoJo気分で気ままにGO!***: 「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(3D字幕版)」★★★★☆
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(3D字幕版)」★★★★☆
'11年制作 監督:マイケル・ベイ 出演:シャイア・ラブーフ、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ジョン・タトゥーロ、ジョン・マルコヴィッチ、パトリック・デンプシー ほか
大学を卒業し、社会人となったサム(シャイア)。しかし、就職活動は思うようにいかず、失敗の連続。焦りばかりが募る日々を送っている。かつて地球外生命体から地球を2度も救い、大統領からメダルを授与した青年に対する国の冷遇ぶりには、彼と暮らすオートボッツたちもとまどうばかりだ。そんな折、またも危機が襲う。その元凶は69年、人類が初めて月に降り立った年に遡るのだが、軍の対応に一抹の不安を抱いたサムは独自に調査を開始し、やがて地球の存亡に関わる事態にたどり着く・・・。はたしてサムとオートボッツたちは地球を救えるのか!? 7月28日より公開中。シリーズ最新作にして秀作!オススメです!!
以下より感想(注:ネタばれはしていません)。
どのように私は、レポートを書いて行くのですか?
楽しみにしている映画は必ず事前情報を一切シャットアウトして臨むわたし。今回もそれが功を成したのか、非常に興味深く、そして大いに楽しんで観賞することができました。ご存知、本作は大人気娯楽大作のシリーズ3作目。2作目はラジー賞を受賞してしまうほど酷評された(わたしは楽しめましたが)ので、いったいどんな作品に仕上がっているのか、やや不安だったのですが、それは徒労に終わりました。この最新作は、快心の出来と言っていいとわたしは思います。それほど新しいレベルに挑戦した意欲作でした。この混沌とした時代にふさわしい心のこもったストーリーです。
何administrtorsがですか?
まず、第一作目のような娯楽色を期待していると肩透かしを食らいます。今回は話が進むにつれて深刻さが増していく物語で、ほとんど笑うところはナシ。就職、夫婦、親子関係、政治、軍、仲間、恋愛、地球の未来、人生観、など多岐にわたる問題を取り上げ、それぞれについてハリウッド映画がこれまで表現し尽くしてきたベタな描写を覆し、違った切り口で表わしています。まあ、サムと美しい新恋人とのエピソードだけが不自然すぎて唯一この作品から浮いてましたけれども・・・。そして、おふざけの下ネタもちょこっとだけでしたが健在で、そのあたりは気楽に観られるポップコーン映画づくりを望む会社への譲歩なのではないでしょうか。
科学の背景を行う方法
残念だったのは、あまりにもいろいろな局面への新しい試みのために、全体像がやや散漫になってしまった、つまりまとまりがいまひとつだったこと。さまざまな要素を詰め込みすぎたためにひとつひとつのエピソードが短く急展開、そして個人にスポットライトが当たるのが短時間だったためにめまぐるしく、印象が薄れてしまったことが非常に惜しいです。それでも、1作目からの面々が顔を揃えているだけでなんだか嬉しく、彼らの息の合った演技にほのぼのさせられました。特に主演のシャイアの演技力は光っていました。どんどん素敵な俳優に成長していますね!
今回、特に印象的だったのは、人間を非力に描いたところ。他の娯楽作が、それこそ不死の人間のように無敵に描く中、本作では敢えて人間を非力で、大いなる力の下では苦しみ悩む小さき存在として表現しているところでした。これは、いろいろなシチュエーションに置き換えて考えられると思います。しかし、非力ではあっても無力ではない。ここがポイントです。震災後の今、日本人として心震えるものがありました。また、大いなる力のあるものは、そうでない者に対してどう接するべきなのか、どう考えて生きていくのか、かつての栄光をどうとらえ、どう未来へとつなげていくのか、なども描かれており、それも考えさせらるシーンでした。それにしても、「あまりにも無礼な態度は犯罪だ」というセリ� �が出てくるのですが、心に残る一文でしたね~。そして、なんといっても正義を貫く男、オプティマスプライムの活躍が目立ちました。いや~、彼はもう"男の中の男"ですね。金属生命体ですが、心底愛してしまいます(笑)
さて、あまりにも衝撃が大きかったので、延々と真面目に語ってしまいましたが、娯楽作としての目玉シーンもあります。名づけて「スーパー・モモンガ・シーンと」「超絶滑り台シーン」(笑)この2シーンは後半に出てきますので、これからご覧になる方は、どうぞお楽しみに。これ以上の説明はいたしませぬ。というわけで、わたしの満足度は★4つ半。まとまりの問題で本当は4つのところですが、今回、原発問題で、多くのハリウッド・スター&監督がキャンセルする中、監督&主演俳優が揃って来日を果たしたことへ感謝と讃辞を送りたいと思い、さらに星を半分。というわけで、大満足の久々の映画鑑賞でした。
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エンディングに流れるLinkin Parkの"Iridescent"。こちらも良い曲です♪
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