Previously on "America's Next Top Model".

…とお読みになられてもピンと来られなかった方は、前回「アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル　シーズン８」について書いた記事"ケツアゴ、それは演出上、重要なマストアイテム。"をどうぞ。

白目の視点的に応援していた中から、ロシア出身の美女こと、ナターシャだけが上位３名に残りました。

この時、ナターシャは上位３名のうち１番最後に選ばれたのですが、彼女が選ばれた瞬間、先に選ばれていたレニーとジャスリーンの２人が「やだー。まぢ信じられない」と言わんばかりに、醜く表情を歪めていたのが印象的でした。

レニーの生い立ちが、彼女の性格に影を落としているのかもしれませんが、彼女はかなりの毒舌マシーン。
それに対し、ポンデザがプッシュするナターシャは、たとえどんな状況でも笑顔。
彼女も、決して幸せな生い立ちとは言えませんが、それでも、微笑みを絶やしません。
たとえ否定的な評価をされても、ポジティブに受け取ります。その根性は、見習いたいものです。
最初の頃、番組主催者のタイラ・バンクスが彼女について語った様に「英語がうまく伝わっていないのでは…」という疑惑も否めませんが…。

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謎のファンキー女子ジェイエルは、CMの課題で出された設定が気に入らず「自分と合わない」と文句を言って本気を出さないまま、脱落。
そして、ファイナルに残るかと思われた、フォトジェニック美女ブリタニーも脱落。
彼女が自分のミスを棚に上げて、制限時間内に戻れなかったことをわめき散らしていた姿に白目ってしまい、応援する気が失せました。
ウォーキングが微妙だったからか、自分の売り込みにも失敗。どのエージェントからもオファーが無かったと分かり、人から気に入られたり好かれるのは、たとえ美人であっても、たやすいものではないと思い知りました。
振り返れば、いつも彼女は言い訳やネガティブ発言ばかりだった様な…。

この番組を見ていると、明確なビジョンが無かったり、与えられた課題に文句を言ったり、自分に自信があるとはいえ、ひたすら他人をけなしていると、それらが表情などにも出て、結果として自分に返ってくる様にも感じました。
結局、問題なのは内面。努力から生まれる自信と、内側から光る個性、それに加えてアドバイスを受け入れる柔軟性を持つことが、鍵ですよ。

★とは言っても、ファッションも重要。

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「アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル」という番組では個性が重視されるらしく、３人のうち、今回の課題の結果が１番良かった様に見えたレニーが「没個性かつ老けて見える」という理由で脱落。
皆の前では、決勝に残ったナターシャを激励して去りましたが、負け惜しみなのか、荷造りの時には問題発言（？）をかましていましたね…。

勝ち進んだ、ナターシャとジャスリーンの決勝の舞台は、ファッションショー。
スカートがショーの最中に脱げたと思ったら、今度は楽屋で服がなかなか脱げなくて、着替えに時間がかかるというアクシデントに見舞われたナターシャに、ヒヤリ白目。
冷静に対処して、見事に切り抜けたナターシャに、彼女の底力を見ました。

そして、いよいよ最終審査。
この番組は、前述の通り「個性」が重視されるらしいのに、

「でも、アゴが…」

と、審査員の口から漏れさせてしまった、ジャスリーンの個性的なアゴは、少々長めのケツアゴ。

その時、美しきカメラマンことナイジェル・パーカー氏は、彼女のアゴについて、

「美の概念を変える。」

と、間髪入れずにフォロー。

ケツアゴは、美の概念を変える…。

ケツアゴは、美…。

ケツアゴ…ケツアゴ…ケツアゴ…。

…こだまでしょうか。

いいえ、ここまで来たら、ケツアゴは地球を救う…のかもしれない。

ポンデザのケツアゴに対する美意識が肯定されゆくのと同時に、難航する審査。（←？）

あらゆる期待が高まる� ��、モニターに映された優勝者は、番組主催者であるタイラ・バンクスと、私ポンデザが推す、ナターシャ…

…ではなく、美の概念を変えると期待の、ジャスリーン。

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「美」の何たるかを教えてくれて、スパシーバ（ありがとう）、ナターシャ。
優勝出来なくても、彼女の未来は明るく照らされていると感じたのは、私だけではないはず。

それと同時に「アメリカズ・ネクスト・トップ・モデル　シーズン７」にも出演した経験があり、再チャレンジしたジャスリーンが優勝したのは、前に審査中に出た意見（「この番組は、ジャスリーンの人生すべて」→「負けたら、ジャスリーンはストーカーになりかねない」といったニュアンスの内容）に左右されていないことを、心から祈ります…。

ジャスリーンは審査の前に「自分ではなくナターシャが優勝したら、彼女の髪の毛をむしりとる」と、謎のラテンジョーク（？）を発していましたし、ナターシャが禿げずに済んで良かったと思いましょう…。
そして、シーズン９に、またしてもジャスリーンが挑戦者として登場し、審査員一同、白目にならずに済んで良かったと思いましょう…。

こうして、円満に（？）優勝者・ジャスリーンを記念撮影した写真でお別れとなった番組。
その中には、タイラ・バンクスと一緒に撮影したショットも。

…「その時」なんだかんだで結局は、自信に溢れ、燦然たる強い瞳の輝きを持つ、番組主催者のタイラ・バンクス自身が、誰よりも美しいと思い知らされた歴史的瞬間でした。

★皆さんの白目が目に浮かぶ様ですが、Love,『たいら…のきよもり』。

●平　清盛　前編 (ＮＨＫ大河ドラマ・ストーリー)

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テーマ：TV番組
ジャンル：テレビ・ラジオ

タグ：ケツアゴ